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    令和3年 第23問


    問23

    プロダクトポートフォリオマネジメントは、企業の経営資源を最適配分するために使用する手法であり、製品やサービスの市場成長率と市場におけるシェアから、その戦略的な位置付けを四つの領域に分類する。市場シェアは低いが急成長市場にあり、将来の成長のために多くの資金投入が必要となる領域はどれか。

  • 金のなる木
  • 花形
  • 負け犬
  • 問題児


    (令和3年 ITパスポート試験 第23問 ストラテジ系/経営戦略マネジメント)

    解説

    (エ)問題児
    この問題の正解率:31.8%(やや高い)

    プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)は、自社製品を以下の4つの領域に分類し、自社の資源を投下すべき製品か撤退すべき製品かを分析する手法です。

    「花形(Star)」
    成長率:高、占有率:高
    市場成長率、市場シェアが両方高い。競争が激しく占有率の維持には多額の資金の投入が必要。

    「金のなる木(Cash Cow)」
    成長率:低、占有率:高
    市場成長率は低く、市場シェアが高い状態。多く投資しなくても安定した利益が出やすい。

    「問題児(Problem Child)」
    成長率:高、占有率:低
    市場成長率が高く、市場シェアが低い状態。多額の投資をしてシェアを高めることができれば、花形、金のなる木に変わる可能性がある。

    「負け犬(Dog)」
    成長率:低、占有率:低
    市場成長率は低く、市場シェアも低い状態。 利益の増加は見込めない分野。


    通常、「花形」と「問題児」には投資を続け、「金のなる木」と「負け犬」には追加投資が不要と判断します。



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