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    令和2年 第22問


    問22

    AIの活用領域には音声認識、画像認識、自然言語処理などがある。音声認識と自然言語処理の両方が利用されているシステムの事例として、最も適切なものはどれか。

  • ドアをノックする音を検知して、カメラの前に立っている人の顔を認識し、ドアのロックを解除する。
  • 人から話しかけられた天気や交通情報などの質問を解釈して、ふさわしい内容を回答する。
  • 野外コンサートに来場する人の姿や話し声を検知して、会場の入り口を通過する人数を記録する。
  • 洋書に記載されている英文をカメラで読み取り、要約された日本文として編集する。


    (令和2年 ITパスポート試験 第22問 ストラテジ系/ビジネスインダストリ)

    解説

    (イ)人から話しかけられた天気や交通情報などの質問を解釈して、ふさわしい内容を回答する。
    この問題の正解率:32.7%(やや高い)

    音声認識は、音声を文字に変換する技術です。
    自然言語処理は、人間の言語を理解・解析する技術です。

    (ア)は、音声認識と画像認識の両方が利用されていますが、自然言語処理は利用されていません。

    (イ)は、音声認識によって話しかけられた内容を文字に変換し、自然言語処理によって質問の意図を理解して、適切な回答を生成します。したがって、音声認識と自然言語処理の両方が利用されています。

    (ウ)は、画像認識と自然言語処理の両方が利用されていますが、音声認識は利用されていません。

    (エ)は、画像認識と自然言語処理の両方が利用されていますが、音声認識は利用されていません。


    したがって(イ)が適切です。



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