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    令和元年 第67問


    問67

    重要な情報を保管している部屋がある。この部屋への不正な入室及び室内での重要な情報への不正アクセスに関する対策として、最も適切なものはどれか。

  • 警備員や監視カメラによって、入退室確認と室内での作業監視を行う。
  • 室内では、入室の許可証をほかの人から見えない場所に着用させる。
  • 入退室管理は有人受付とはせず、カード認証などの電子的方法だけにする。
  • 部屋の存在とそこで保管している情報を、全社員に周知する。


    (令和元年 ITパスポート試験 第67問 テクノロジ系/セキュリティ)

    解説

    (ア)警備員や監視カメラによって、入退室確認と室内での作業監視を行う。
    この問題の正解率:27.4%(普通)

    (ア)は、入退室管理と作業監視の両方を行う対策を具体的に示しています。警備員や監視カメラによる入退室確認と室内での作業監視により、不正な入室や不正アクセスを未然に防ぐことができます。

    (イ)は、入室者の身元確認を強化する対策です。しかし、入室者が許可証を他人から見えない場所に着用していたとしても、不正な入室を完全に防ぐことはできません。

    (ウ)は、入退室管理を電子化することで、人的コストを削減する対策です。しかし、電子化された入退室管理システムは、不正アクセスなどのリスクを伴います。

    (エ)は、部屋の存在とそこで保管している情報を全社員に周知することで、不正アクセスのリスクを抑える対策です。しかし、周知によって不正アクセスのリスクが完全になくなるわけではありません。


    したがって、(ア)が最も適切な対策となります。