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    令和2年 第84問


    問84

    ISMSの情報セキュリティリスク対応における、人的資源に関するセキュリティ管理策の記述として、適切でないものはどれか。

  • 雇用する候補者全員に対する経歴などの確認は、関連する法令、規制及び倫理に従って行う。
  • 情報セキュリティ違反を犯した従業員に対する正式な懲戒手続を定めて、周知する。
  • 組織の確立された方針及び手順に従った情報セキュリティの適用を自社の全ての従業員に要求するが、業務を委託している他社には要求しないようにする。
  • 退職する従業員に対し、退職後も有効な情報セキュリティに関する責任事項及び義務を定めてその従業員に伝え、退職後もそれを守らせる。


    (令和2年 ITパスポート試験 第84問 テクノロジ系/セキュリティ)

    解説

    (ウ)組織の確立された方針及び手順に従った情報セキュリティの適用を自社の全ての従業員に要求するが、業務を委託している他社には要求しないようにする。
    この問題の正解率:28%(普通)

    (ア)雇用する候補者の経歴等の確認を、関連する法令、規制及び倫理に従って行うことは、情報セキュリティリスクを軽減するために必要なことです。

    (イ)情報セキュリティ違反を犯した従業員に対する正式な懲戒手続を定めて、周知することは、従業員に対する抑止力として有効です。

    (ウ)業務を委託している他社にも情報セキュリティの適用を要求することで、組織の資産に対するリスクを軽減することが望ましいとされています。したがって、不適切な記述であると言えます。

    (エ)退職する従業員に対し、退職後も有効な情報セキュリティに関する責任事項及び義務を定めてその従業員に伝え、退職後もそれを守らせることは、情報セキュリティリスクを継続的に管理するために重要です。


    業務を委託している他社も、組織の資産や情報にアクセスする可能性があるため、同様に情報セキュリティを適用することが重要です。



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