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    令和2年 第21問


    問21

    横軸に相対マーケットシェア、縦軸に市場成長率を用いて自社の製品や事業の戦略的位置付けを分析する手法はどれか。

  • ABC分析
  • PPM分析
  • SWOT分析
  • バリューチェーン分析


    (令和2年 ITパスポート試験 第21問 ストラテジ系/経営戦略マネジメント)

    解説

    (イ)PPM分析
    この問題の正解率:28.4%(普通)

    ABC分析は、全体に占める度数の割合で、A群、B群、C群のようにクラス分けする分析手法です。

    PPM分析は、相対マーケットシェア(市場占有率)と市場成長率の2軸からなるマトリックス図を4つの象限に区分し、市場における製品や事業の位置付けを分析する手法です。

    SWOT分析は、自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析する手法です。

    バリューチェーン分析は、企業が価値を生み出すプロセスを分析する手法です。


    PPM分析では、縦軸に相対マーケットシェア、横軸に市場成長率を用いて、製品や事業を4つの象限に分類します。

    花形(Star):市場成長率が高く、相対マーケットシェアも高い。将来の成長が見込める事業です。
    金のなる木(Cash Cow):市場成長率は低いが、相対マーケットシェアが高い。安定した収益が見込める事業です。
    問題児(Problem Child):市場成長率は高いが、相対マーケットシェアが低い。さらなる成長が見込めるが、経営資源の投入が必要となる事業です。
    負け犬(Dog):市場成長率も相対マーケットシェアも低い。撤退を検討すべき事業です。