ITパスポート試験
令和4年 第4問

問4

ITの活用によって、個人の学習履歴を蓄積、解析し、学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供することによって、学習の効率と効果を高める仕組みとして、最も適切なものはどれか。

（令和4年 ITパスポート試験 第4問 ストラテジ系/企業活動）

解説

• アダプティブラーニング（Adaptive Learning）は、画一的な集団学習でなく、一人ひとりが持っている個性や適性、習熟度に合わせてプログラムを進めていく学習方法です。
• タレントマネジメントは、タレント（従業員）の持つ能力やスキルに注目し、それを最大限に発揮させ活用しようとするマネジメント手法です。
• ディープラーニング（深層学習）は、AI（人工知能）に用いられる技術の一つで、人間の神経ネットワークを模倣したニューラルネットワークを多層化した機械学習です。
• ナレッジマネジメントは、組織や個人が得た知識やノウハウを全社内で共有・活用することによって、業務効率化などを目指す経営手法のことです。

これまでも教師が自身の経験により生徒ごとに指導方法を変えるケースはあったものの、アダプティラーニングでは、ITの活用により客観的なデータに基づいた学習の最適化が可能になります。