ITパスポート試験
令和7年 第56問
問56
Bluetoothに追加された仕様の一つであり,省電力性に優れているので,IoTシステムを長期間運用でき,送受信デバイス間の距離を知ることにも使われているものはどれか。
BLE | |
IrDA | |
NFC | |
PLC |
(令和7年 ITパスポート試験 第56問 テクノロジ系/ネットワーク)
解説
(ア)BLE
この問題の正解率:67%(高い)
この問題の正解率:67%(高い)
- BLE(Bluetooth Low Energy)は、正解です。BLEはBluetoothの省電力拡張仕様で、「Bluetooth Low Energy」とも呼ばれます。少量データの通信やビーコン機能によるデバイス間の距離計測など、IoT機器やウェアラブル機器で広く使われています。
- IrDA(Infrared Data Association)は、赤外線通信の規格。省電力だが、Bluetoothの仕様ではなく、IoTの長期間運用や距離計測の用途には一般的に使われません。
- NFC(Near Field Communication)は、近距離無線通信技術で、電子マネーやICカードで使われますが、距離は数センチ程度であり、長期間運用や省電力IoTにはあまり使われません。
- PLC(Power Line Communication)は、電力線通信。家庭の電源線を使って通信する技術であり、Bluetoothの仕様ではありません。

【ワンポイントアドバイス】
BLEがBluetooth Low Energyの略だとわかればすぐにわかる問題です。
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