ITパスポート試験
令和6年 第7問
問7
システム開発の上流工程において、業務プロセスのモデリングを行う目的として、最も適切なものはどれか。
業務プロセスで取り扱う大量のデータを,統計的手法やAI手法などを用いて分析し,データ間の相関関係や隠れたパターンなどを見いだすため | |
業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計のベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるようにするため | |
個々の従業員がもっている業務に関する知識・経験やノウハウを社内全体で共有し,創造的なアイディアを生み出すため | |
プロジェクトに必要な要員を調達し,チームとして組織化して,プロジェクトの目的の達成に向けて一致団結させるため |
(令和6年 ITパスポート試験 第7問 ストラテジ系/システム戦略)
解説
(イ)業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計のベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるようにするため
この問題の正解率:45.8%(高い)
この問題の正解率:45.8%(高い)
- ア は、データ分析の説明です。これはシステム開発の上流工程ではなく、中流工程以降で行われる作業です。
- イ は、最も適切です。
- ウ は、ナレッジマネジメントの説明です。業務プロセスモデリングの目的の一つではありますが、主な目的ではありません。
- エ は、プロジェクトマネジメントの説明です。システム開発全体のプロセスであり、業務プロセスモデリングの目的ではありません。
業務プロセスモデリングは、システム開発プロジェクトの成功に不可欠な活動です。
業務プロセスを可視化し、関係者間で共通認識を持つことで、適切なシステム要件を定義し、効率的なシステム開発を実現することができます。
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