ITパスポート試験
令和6年 第99問
問99
GPSの電波を捕捉しにくいビルの谷間や狭い路地などでも位置を計測することができるように,特定の地域の上空に比較的長く留まる軌道をとり,GPSと併用することによって,より高い測位精度を実現するものはどれか。
アシストGPS | |
ジャイロセンサー | |
準天頂衛星 | |
プローブカー |
(令和6年 ITパスポート試験 第99問 テクノロジ系/コンピュータ構成要素)
解説
(ウ)準天頂衛星
この問題の正解率:35.9%(普通)
この問題の正解率:35.9%(普通)
- アシストGPSは、過去の測位情報やWi-Fi情報などを活用して、GPS衛星からの信号を受信しやすくする技術です。
- ジャイロセンサーは、物体の回転を検知するセンサーです。GPS電波を受信できない場合でも、移動距離や方向を推定することができます。
- 準天頂衛星は、日本上空に静止軌道で周回する人工衛星です。GPS電波が届きにくい場所でも高精度な測位を実現します。
- プローブカーは、道路を走行する車などに搭載されたセンサーで、路上の状況を収集するものです。
準天頂衛星は、名前に「準」が付く通り、地上から見て完全に天頂に留まるものではなく、1日で南北を1往復するように見える特殊な軌道を取る人工衛星です。
従来のGPS衛星と異なり、同じ場所を長時間観測できるため、ビルや山間部などの遮蔽物が多い場所でも、安定した測位が可能になります。
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