ITパスポート試験
令和7年 第9問
問9
ハッカソンに関する記述として、もっとも適切なものはどれか。
定められたルールの下、ある主題について、肯定派と否定派といった異なる立場に分かれて議論する。 | |
情報セキュリティ分野で活躍したいという意志をもった若者が、合宿形式で情報セキュリティに関する実践的な知識を学ぶ。 | |
プログラマーやデザイナーなどから成る複数の参加チームが、与えられたテーマに関するプロトタイプを短期間で作成し、その成果を発表して競い合う。 | |
問題解決や利用者獲得などゲーム的な要素のない分野に、デジタル技術を活用したゲームの要素を取り入れることによって、利用者の参加を動機づける。 |
(令和7年 ITパスポート試験 第9問 ストラテジ系/技術戦略マネジメント)
解説
(ウ)プログラマーやデザイナーなどから成る複数の参加チームが、与えられたテーマに関するプロトタイプを短期間で作成し、その成果を発表して競い合う。
この問題の正解率:62.9%(高い)
この問題の正解率:62.9%(高い)
この問題は「ハッカソン(hackathon)」の定義・特徴について問うものです。 ハッカソンとは、「ハック(hack)」+「マラソン(marathon)」からなる造語で、エンジニアやデザイナーなど多様な人が短期間で協力し、アイデアを形にする“開発イベント”を指します。
- (ア) は、ディベート(討論会)の説明です。ハッカソンではありません。
- (イ) は、「セキュリティキャンプ」などの研修合宿に該当し、ハッカソンとは異なります。
- (ウ) は、ハッカソンの定義です。短期間でチームが新しいアイデアやサービスを開発し、成果物を競うイベントです。
- (エ) は、ゲーミフィケーションの説明です。ハッカソンではありません。

【用語の説明】
ディベート:
肯定・否定に分かれ、論理的に議論する討論形式。
セキュリティキャンプ:
主に若手エンジニア向けの実践的なセキュリティ合宿研修。
ゲーミフィケーション:
非ゲーム領域にゲーム要素を取り入れて利用者のやる気や行動を引き出す仕組み。
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