ITパスポート試験
令和6年 第77問
問77
出所が不明のプログラムファイルの使用を避けるために,その発行元を調べたい。このときに確認する情報として,適切なものはどれか。
そのプログラムファイルのアクセス権 | |
そのプログラムファイルの所有者情報 | |
そのプログラムファイルのデジタル署名 | |
そのプログラムファイルのハッシュ値 |
(令和6年 ITパスポート試験 第77問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(ウ)そのプログラムファイルのデジタル署名
この問題の正解率:34.5%(普通)
この問題の正解率:34.5%(普通)
- ファイルのアクセス権は、誰がそのファイルにアクセスできるかを制御するものです。発行元を特定するには不十分です。
- ファイルの所有者情報は、そのファイルを作成したユーザーを示します。発行元が個人であれば特定に役立ちますが、企業や組織の場合は不十分です。
- ファイルのデジタル署名は、プログラムの改ざん防止と発行元認証に使用される暗号技術です。発行元が信頼できる認証機関によって証明されている場合は高い信頼性があります。
- ファイルのハッシュ値は、ファイルの内容を数値に変換したものです。ファイルの改ざん検知には有効ですが、発行元を特定するには不十分です。
デジタル署名とは、電子文書ファイルを暗号化・復号化して本人性があることや、改ざんされたものではないことを証明するものです。
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