ITパスポート試験
令和5年 第2問
問2
次のa〜cのうち、著作権法によって定められた著作物に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。
- 原稿なしで話した講演の録音
- 時刻表に掲載されたバスの到着時刻
- 創造性の高い技術の発明
a | |
a、c | |
b、c | |
c |
(令和5年 ITパスポート試験 第2問 ストラテジ系/法務)
解説
(ア)a
この問題の正解率:39%(やや高い)
この問題の正解率:39%(やや高い)
著作権法に定められた著作物は、以下の3つの要件を満たすものを指します。
1.思想又は感情を表現したものであること
2.創作性があること
3.文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものであること
a の講演は、思想又は感情を創作的に表現したもので著作物に該当します。
b の時刻表に掲載されたバスの到着時刻は、単なる事実であり、著作物に該当しません。
c の技術の発明は著作物に該当しません。技術的な発明は著作権法ではなく特許法によって保護される場合があります。
著作権法は、本、音楽、写真、美術作品、取扱説明書、プログラム、データベースを保護します。
一方、プログラム言語、アルゴリズム、プロトコルは著作権法では保護されません。
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