ITパスポート試験
令和7年 第82問
問82
あるコンピュータのデータベースの内容を他のコンピュータのデータベースに複製して,両者の内容が一致するように同期させるDBMSの機能はどれか。
アーカイブ | |
バックアップ | |
レプリケーション | |
ロールバック |
(令和7年 ITパスポート試験 第82問 テクノロジ系/データベース)
解説
(ウ)レプリケーション
この問題の正解率:61%(高い)
この問題の正解率:61%(高い)
- アーカイブは、古いデータや使用頻度の低いデータを長期保管用に保存する仕組み。データの複製や同期ではありません。
- バックアップは、データベースやシステム全体の内容を、障害時の復旧用として保存するもの。主目的は“復元”であり、リアルタイム同期や複製とは異なります。
- レプリケーションは、正解です。「レプリケーション(replication)」は、データベースの内容を他のコンピュータやサーバに複製し、内容が一致するように“同期”させる機能です。高可用性や負荷分散、障害時の迅速な切り替えを目的に利用されます。
- ロールバックは、トランザクション中にエラーや問題が発生した場合、処理前の状態に戻す(取り消す)機能。データ同期や複製の仕組みではありません。

【間違いやすいポイント】
「バックアップ」は“復旧用の保存”、「レプリケーション」は“リアルタイムの同期・複製”という違いに注意。
「ロールバック」は“元に戻す”ことで、複製や同期とは別物です。
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