ITパスポート試験
令和3年 第53問
問53
ITサービスにおけるSLMに関する説明のうち、適切なものはどれか。
SLMでは、SLAで合意したサービスレベルを維持することが最優先課題となるので、サービスの品質の改善は補助的な活動となる。 | |
SLMでは、SLAで合意した定量的な目標の達成状況を確認するために、サービスの提供状況のモニタリングやレビューを行う。 | |
SLMの目的は、顧客とサービスの内容、要求水準などの共通認識を得ることであり、SLAの作成が活動の最終目的である。 | |
SLMを効果的な活動にするために、SLAで合意するサービスレベルを容易に達成できるレベルにしておくことが重要である。 |
(令和3年 ITパスポート試験 第53問 マネジメント系/サービスマネジメント)
解説
(イ)SLMでは、SLAで合意した定量的な目標の達成状況を確認するために、サービスの提供状況のモニタリングやレビューを行う。
この問題の正解率:32.6%(普通)
この問題の正解率:32.6%(普通)
- ア は、SLMの目的がサービスレベルの維持と改善であることから、誤りです。
- イ は、SLMの活動内容として、SLAで合意した目標の達成状況を確認するためのモニタリングやレビューが含まれていることから、適切です。
- ウ は、SLMの目的は、顧客とサービスの内容、要求水準などの共通認識を得ることであり、SLAの作成は活動の手段であるため、誤りです。
- エ は、容易に達成できるレベルかどうかではなく、顧客満足を満たすように顧客とサービスプロバイダの間でレベル設定を行うため、誤りです。
SLM(サービスレベル管理)とは、サービスの提供者と利用者が合意した「サービスレベル(品質や範囲)」を維持・改善するための活動です。
選択中のリスト
マネジメント系過去問一覧