ITパスポート試験
令和7年 第74問
問74
デジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること | |
システムを実際に攻撃して脆弱性の有無を調べること | |
通信経路を暗号化するなどして,公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用すること | |
電子メールやファイルなどのハッシュデータを本人の秘密鍵で暗号化すること |
(令和7年 ITパスポート試験 第74問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(ア)コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること
この問題の正解率:61.8%(高い)
この問題の正解率:61.8%(高い)
- (ア) は、正解です。デジタルフォレンジックスは、不正アクセスや犯罪、社内不正などが疑われる際に、電子データの証拠を収集・解析・保全し、裁判や調査で利用する技術・手法です。メール復元、ファイルの復旧、ログ解析などが含まれます。
- (イ) は、「ペネトレーションテスト(侵入テスト)」の説明です。
- (ウ) は、「VPN(Virtual Private Network)」の説明です。
- (エ) は、「電子署名」の説明です。

【間違いやすいポイント】
ペネトレーションテストやVPN、電子署名など、他のセキュリティ技術と混同しないこと。
選択中のリスト
令和7年過去問一覧