ITパスポート試験
令和5年 第84問
問84
メッセージダイジェストを利用した送信者のデジタル署名が付与された電子メールに関する記述のうち、適切なものはどれか。
デジタル署名を受信者が検証することによって、不正なメールサーバから送信された電子メールであるかどうかを判別できる。 | |
デジタル署名を送信側メールサーバのサーバ証明書で受信者が検証することによって、送信者のなりすましを検知できる。 | |
デジタル署名を付与すると、同時に電子メール本文の暗号化も行われるので、電子メールの内容の漏えいを防ぐことができる。 | |
電子メール本文の改ざんの防止はできないが、デジタル署名をすることによって、受信者は改ざんが行われたことを検知することはできる。 |
(令和5年 ITパスポート試験 第84問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(エ)電子メール本文の改ざんの防止はできないが、デジタル署名をすることによって、受信者は改ざんが行われたことを検知することはできる。
この問題の正解率:32.5%(普通)
この問題の正解率:32.5%(普通)
- ア 送信元が不正なメールサーバかどうかの判別はできません。
- イ デジタル署名を送信側メールサーバのサーバ証明書で受信者が検証することはできません。
- ウ 同時に暗号化を行われません。
- エ 適切です。
デジタル署名とは、公開鍵暗号方式を使ってデータに電子的に署名を行うことです。防止はできないが、なりすましやデータの改ざんを検知できる。
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