ITパスポート試験
令和5年 第81問
問81
HDDを廃棄するときに、HDDからの情報漏えい防止策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- データ消去用ソフトウェアを利用し、ランダムなデータをHDDの全ての領域に複数回書き込む。
- ドリルやメディアシュレッダーなどを用いてHDDを物理的に破壊する。
- ファイルを消去した後、HDDの論理フォーマットを行う。
a、b | |
a、b、c | |
a、c | |
b、c |
(令和5年 ITパスポート試験 第81問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(ア)a、b
この問題の正解率:35.8%(普通)
この問題の正解率:35.8%(普通)
- a は、復元不可能です。データ消去用ソフトウェアは、HDDの全ての領域にランダムなデータを複数回書き込むことで元データを復元不可能な状態にします。
- b は、復元不可能です。データ消去ソフトで消去した後に行うことで、より確実な情報漏洩対策となります。
- c の論理フォーマットは実際のデータの削除が行われないため、復元されてしまう可能性があります。
HDDを廃棄する際には、情報漏洩を防止するため復元不可能にする必要があり、データ消去ソフトによる論理消去と物理的な破壊の両方の対策を講じることが重要です。
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