ITパスポート試験
令和4年 第7問
問7
業務と情報システムを最適にすることを目的に、例えばビジネス、データ、アプリケーション及び技術の四つの階層において、まず現状を把握し、目標とする理想像を設定する。次に現状と理想との乖離(かいり)を明確にし、目標とする理想像に向けた改善活動を移行計画として定義する。このような最適化の手法として、最も適切なものはどれか。
BI(Business Intelligence) | |
EA(Enterprise Architecture) | |
MOT(Management of Technology) | |
SOA(Service Oriented Architecture) |
(令和4年 ITパスポート試験 第7問 ストラテジ系/システム戦略)
解説
(イ)EA(Enterprise Architecture)
この問題の正解率:29.8%(やや低い)
この問題の正解率:29.8%(やや低い)
- BI(Business Intelligence)は、ビジネスに関するインテリジェンス、つまり事業上の意思決定のためにこれまで蓄積した情報を分析して経営戦略に役立てることです。
- EA(Enterprise Architecture)は、企業や政府など大きな組織の情報システムを最適化するための手法。部門ごとに最適化されたシステムは縦割りで横の連携が不足しています。そこでEAでは複数のシステムを横断的に分析します。
- MOT(Management of Technology)は、一言でいえば「技術を活かした経営」。技術や開発力をベースに、新たな技術開発とイノベーション創出を行っていく経営手法のことです。
- SOA(Service Oriented Architecture)は、システム全体を利用者側から見たソフトウェアの機能単位である「サービス」(service)の組み合わせによって構築することです。
エンタープライズアーキテクチャ(EA)は、DX推進の観点からも注目されています。
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