ITパスポート試験
令和8年 第41問
問41
ITガバナンスの活動において、取締役会等のリーダーシップに関するリスクの記述として、最も適切なものはどれか。
| 権限委譲して策定させた成果物であるIT戦略は,担当部門に最終的な責任をもたせないと,取締役会等の説明責任が果たせない。 | |
| 組織体としてのパフォーマンスの期待値は,取締役会等が設定に関与すると,現状踏襲型となり組織体の目的を達成できない。 | |
| 取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。 | |
| 取締役会等が組織体のITガバナンス方針を明示すると,情報システム部門主導の活動に偏重してしまう。 |
(令和8年 ITパスポート試験 第41問 マネジメント系/システム監査)
解説
(ウ)取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。
この問題の正解率:62.5%(高い)
この問題の正解率:62.5%(高い)
ITガバナンスでは、取締役会等が方針や規範を示すだけでなく、自ら率先して守ることが重要です。経営層が実践しなければ、組織全体に倫理的な行動は徹底されません。
- (ア) は、IT戦略の最終責任を担当部門にもたせるとしている点が不適切です。説明責任は取締役会等にあります。
- (イ) は、取締役会等が期待値の設定に関与すると目的を達成できないとしており、不適切です。
- (ウ) は、取締役会等が規範を策定し、率先して遵守する必要があるという説明です。→ これが正解です。
- (エ) は、ITガバナンス方針を明示すると情報システム部門に偏るとしており、不適切です。

【用語の説明】
ITガバナンス:組織がITを適切に活用できるよう、経営陣が方針を示し、評価・指示・監視する仕組みです。
【ワンポイントアドバイス】
ITガバナンスでは、取締役会等が最終責任をもつと考えましょう。
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