ITパスポート試験
令和7年 第69問
問69
バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
バイオメトリクス認証の認証精度において,他人受入率を低く抑えようとすると「 a 」が高くなり,本人拒否率を低く抑えようとすると「 b 」が高くなる。
a=安全性 b=可用性 | |
a=安全性 b=利便性 | |
a=利便性 b=安全性 | |
a=利便性 b=可用性 |
(令和7年 ITパスポート試験 第69問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(イ)a=安全性 b=利便性
この問題の正解率:44%(高い)
この問題の正解率:44%(高い)
バイオメトリクス認証は「安全性」と「利便性」のトレードオフ。
どちらを重視するかでシステム設計が変わります。
他人受入率を低く抑える(=安全性高まる)と、本人もはじかれやすくなり利便性が下がる。
本人拒否率を低く抑える(=利便性高まる)と、他人も通りやすくなり安全性が下がる。

【ワンポイントアドバイス】
「可用性」と「利便性」は似た意味で使われることもありますが、ITパスポートや情報処理試験の文脈では、「安全性と利便性」の対比で問われることが圧倒的に多いです。
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