ITパスポート試験
令和元年 第80問
問80
パスワードの解読方法の一つとして、全ての文字の組合せを試みる総当たり攻撃がある。“A” から “Z” の26種類の文字を使用できるパスワードにおいて、文字数を4文字から6文字に増やすと、総当たり攻撃でパスワードを解読するための最大の試行回数は何倍になるか。
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676 |
(令和元年 ITパスポート試験 第80問 テクノロジ系/基礎理論)
解説
(エ)676
この問題の正解率:29.9%(やや低い)
この問題の正解率:29.9%(やや低い)
総当たり攻撃では、パスワードの文字数が増えるほど、試行回数は指数関数的に増加します。
4文字のパスワードの場合、26種類の文字から1文字ずつ選択する組み合わせの総数は、26 * 26 * 26 * 26 = 456976 になります。
6文字のパスワードの場合、26種類の文字から1文字ずつ選択する組み合わせの総数は、26 * 26 * 26 * 26 * 26 * 26 = 456976 * 26 = 1208925824 になります。
したがって、文字数を4文字から6文字に増やすと、総当たり攻撃でパスワードを解読するための最大の試行回数は、676倍になります。
総当たり攻撃とは、パスワードの候補となる文字列を全て試して、正解を探す攻撃方法です。
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