ITパスポート試験
令和5年 第54問
問54
システム開発のプロジェクトマネジメントに関する記述a〜dのうち、スコープのマネジメントの失敗事例だけを全て挙げたものはどれか。
- 開発に必要な人件費を過少に見積もったので、予算を超過した。
- 開発の作業に必要な期間を短く設定したので、予定期間で開発を完了させることができなかった。
- 作成する機能の範囲をあらかじめ決めずにプロジェクトを開始したので、開発期間を超過した。
- プロジェクトで実施すべき作業が幾つか計画から欠落していたので、システムを完成できなかった。
a、b | |
b、c | |
b、d | |
c、d |
(令和5年 ITパスポート試験 第54問 マネジメント系/プロジェクトマネジメント)
解説
(エ)c、d
この問題の正解率:35.5%(普通)
この問題の正解率:35.5%(普通)
- aは、コストマネジメントに関する記述です。
- bは、タイムマネジメントに関する記述です。
- cは、範囲の未定義が原因なのでスコープマネジメントに関する記述です。
- dは、作業範囲の見落としなのでスコープマネジメントに関する記述です。
スコープマネジメントとは、プロジェクトにおいて「何を・どこまでやるか」という成果物や作業範囲(スコープ)を定めて、それを達成できるようにマネジメントをすることです。
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