ITパスポート試験
令和5年 第5問
問5
企業でのRPAの活用方法として、最も適切なものはどれか。
M&Aといった経営層が行う重要な戦略の採択 | |
個人の嗜好に合わせたサービスの提供 | |
潜在顧客層に関する大量の行動データからの規則性抽出 | |
定型的な事務処理の効率化 |
(令和5年 ITパスポート試験 第5問 ストラテジ系/システム戦略)
解説
(エ)定型的な事務処理の効率化
この問題の正解率:47.3%(高い)
この問題の正解率:47.3%(高い)
RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで人間が手作業で行っていた定型的なPC作業を、AIやロボット技術を活かし自動化する仕組みのことです。
- M&Aといった経営層が行う重要な戦略の採択は、経営層による重要な経営判断が必要となるため、定型業務を得意とするRPAは不向きです。
- 個人の嗜好に合わせたサービスの提供は、個人ごとの異なる嗜好を汲み取ることが必要なため、決まった手順を繰り返すことを得意とするRPAは不向きです。
- 潜在顧客層に関する大量の行動データからの規則性抽出は、統計学手法を用いた分析が必要なため、定型的な業務を得意とするRPAは不向きです。
- 定型的な事務処理の効率化は、最もRPAの用途に合致しています。
RPAを活用しデータ入力などの定型的な業務を自動化することで、人件費の削減やミスの防止、生産性の向上などが期待できます。
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