ITパスポート試験
令和5年 第93問
問93
フールプルーフの考え方を適用した例として、適切なものはどれか。
HDDをRAIDで構成する。 | |
システムに障害が発生しても、最低限の機能を維持して処理を継続する。 | |
システムを二重化して障害に備える。 | |
利用者がファイルの削除操作をしたときに、「削除してよいか」の確認メッセージを表示する。 |
(令和5年 ITパスポート試験 第93問 テクノロジ系/システム構成要素)
解説
(エ)利用者がファイルの削除操作をしたときに、「削除してよいか」の確認メッセージを表示する。
この問題の正解率:34.2%(普通)
この問題の正解率:34.2%(普通)
- ア は、フォールトトレラント(コンピュータが故障してもシステムを停止させないための設計)の例です。
- イ は、フェールソフトの説明です。
- ウ は、フォールトトレラントの説明です。
- エ は、フールプルーフの例。
フールプルーフとは、人為的ミスによるシステム異常を防ぐための設計。
例えば、入力の際に表示される確認ボタンやエラーメッセージ、ドアを閉めないと加熱しない電子レンジなど。
フールプルーフは、英語の「fool(愚か者)」と「proof(に耐える)」を組み合わせた言葉で、「無知でも簡単に扱える」という意味です。
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