ITパスポート試験
令和7年 第47問
問47
利用者が銀行のATMのパネルを操作して入金処理を行う。この操作の要件を定義するときに、ソフトウェア開発の品質特性である使用性を考慮すべきインタフェースとして、最も適切なものはどれか。
OSとパネルのインタフェース | |
ソフトウェア間のインタフェース | |
ハードウェアとOSのインタフェース | |
利用者とパネルのインタフェース |
(令和7年 ITパスポート試験 第47問 マネジメント系/システム開発技術)
解説
(エ)利用者とパネルのインタフェース
この問題の正解率:72.6%(高い)
この問題の正解率:72.6%(高い)
- OSとパネルのインタフェースは、OS(オペレーティングシステム)と物理的なパネル(ハードウェア)間のやり取りを指します。利用者が直接関わる部分ではありません。
- ソフトウェア間のインタフェースは、複数のソフトウェア同士が連携・通信する際の取り決めです。利用者の操作性(使用性)には直接関係しません。
- ハードウェアとOSのインタフェースは、ATMのハードウェアとOS間のやり取りです。利用者が操作する際の使いやすさとは直接関係しません。
- 利用者とパネルのインタフェースは、利用者がATMのパネルを直接操作する部分です。パネルのボタン配置や表示内容、反応速度、操作手順の分かりやすさなど、「使用性(ユーザビリティ)」にもっとも関わるインタフェースです。→ これが正解です。

【用語の説明】
使用性(ユーザビリティ)
システムやソフトウェアがどれだけ使いやすいか、直感的に操作できるかを示す品質特性。
【間違いやすいポイント】
システム内部のやり取り(ソフトウェア間・OSとハード間)は対象外です。
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