ITパスポート試験
令和元年 第44問
問44
業務処理時間の短縮を目的として、運用中の業務システムの処理能力の改善を図った。この改善が有効であることを評価するためにシステム監査を実施するとき、システム監査人が運用部門に要求する情報として、適切なものはどれか。
稼働統計資料 | |
システム運用体制 | |
システム運用マニュアル | |
ユーザマニュアル |
(令和元年 ITパスポート試験 第44問 マネジメント系/システム監査)
解説
(ア)稼働統計資料
この問題の正解率:28.9%(やや低い)
この問題の正解率:28.9%(やや低い)
(ア)の「稼働統計資料」が最も適切です。
(イ)の「システム運用体制」は、システム運用に関する組織や役割、業務フローなどを示す資料であり、システムの運用状況を把握するために必要な情報ですが、業務処理時間の短縮の効果を直接的に評価する情報ではありません。
(ウ)の「システム運用マニュアル」は、システム運用に関する手順や操作方法などを示す資料であり、システムを運用する上で必要な情報ですが、業務処理時間の短縮の効果を直接的に評価する情報ではありません。
(エ)の「ユーザマニュアル」は、システムを利用するユーザ向けの操作方法などを示す資料であり、業務処理時間の短縮の効果を直接的に評価する情報ではありません。
稼働統計資料には、処理件数、実行時間、レスポンスタイムなどが記録されており、業務処理時間の短縮が実際に実現されたかどうかを判断する上で重要な情報を提供します。
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