ITパスポート試験
令和7年 第96問
問96
OSS(Open Source Software)に関する次の記述のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- 個人だけではなく、企業や団体が開発したソフトウェアもある。
- 著作権が放棄されている。
- 入手したソフトウェアは、自由に再配布してもよい。
a, b | |
a, b, c | |
a, c | |
b, c |
(令和7年 ITパスポート試験 第96問 テクノロジ系/ソフトウェア)
解説
(ウ)a, c
この問題の正解率:69.8%(高い)
この問題の正解率:69.8%(高い)
- aは、適切です。OSSは個人・企業・団体など幅広い主体が開発しています。LinuxやApache、MySQLなど大規模プロジェクトも多いです。
- bは、誤りです。OSSは著作権を「放棄」しているわけではありません。著作権者が「オープンソースライセンス」に基づき、利用や改変、再配布の権利を広く許可しているだけで、著作権は保持されています。
- cは、適切です。OSSはライセンス条件を守る限り、再配布が認められています(商用・非商用を問わないものも多いです)。

【用語の説明】
OSS(オープンソースソフトウェア):
ソースコードが公開されており、誰でも利用・改変・再配布できるライセンスが付与されたソフトウェア。
【間違いやすいポイント】
「OSS=著作権フリー」ではありません。著作権はあり、ライセンス条項に従って自由度が高いだけです。
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