ITパスポート試験
令和4年 第56問
問56
ランサムウェアによる損害を受けてしまった場合を想定して、その損害を軽減するための対策例として、適切なものはどれか。
PC内の重要なファイルは、PCから取外し可能な外部記憶装置に定期的にバックアップしておく。 | |
Webサービスごとに、使用するIDやパスワードを異なるものにしておく。 | |
マルウェア対策ソフトを用いてPC内の全ファイルの検査をしておく。 | |
無線LANを使用するときには、WPA2を用いて通信内容を暗号化しておく。 |
(令和4年 ITパスポート試験 第56問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(ア)PC内の重要なファイルは、PCから取外し可能な外部記憶装置に定期的にバックアップしておく。
この問題の正解率:32.7%(普通)
この問題の正解率:32.7%(普通)
- ア は適切です。ランサムウェアへの対策です。
- イ は不適切です。パスワードリスト攻撃に対する対策です。
- ウ は不適切です。損害を受けた後に検査をしても有効ではありません。
- エ は不適切です。暗号化は通信内容の盗聴への対策です。
ランサムウェア(ransomware)とは、コンピュータのデータを勝手に暗号化して使用不能にした上で、その回復のために金銭を要求するソフトウェアです。
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