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  • ITパスポート試験
    令和元年 第77問


    問77

    無線LANに関する記述のうち、適切なものはどれか。

  • アクセスポイントの不正利用対策が必要である。
  • 暗号化の規格はWPA2に限定されている。
  • 端末とアクセスポイント間の距離に関係なく通信できる。
  • 無線LANの規格は複数あるが、全て相互に通信できる。


    (令和元年 ITパスポート試験 第77問 テクノロジ系/ネットワーク)

    解説

    (ア)アクセスポイントの不正利用対策が必要である。
    この問題の正解率:28.4%(やや低い)

    無線LANでは、アクセスポイントを不正に利用されると、通信を傍受されたり、不正アクセスされたりする可能性があります。そのため、アクセスポイントのパスワードを設定したり、暗号化を有効にしたりすることで、不正利用対策を行う必要があります。

    (イ)の選択肢は、誤りです。無線LANの暗号化の規格は、WPA、WPA2、WPA3など、複数あります。

    (ウ)の選択肢は、誤りです。無線LANの通信は、電波で行われるため、端末とアクセスポイント間の距離が離れると、通信速度が低下したり、途切れたりする可能性があります。

    (エ)の選択肢は、誤りです。無線LANの規格は、周波数帯域や通信速度、セキュリティなどによって、さまざまな種類があります。そのため、異なる規格の無線LAN機器同士では、相互に通信できない場合があります。


    したがって、無線LANに関する記述のうち、適切な選択肢は、(ア)の「アクセスポイントの不正利用対策が必要である。」となります。