ITパスポート試験
令和6年 第35問
問35
実用新案に関する記述として,最も適切なものはどれか。
今までにない製造方法は,実用新案の対象となる。 | |
自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なものだけが,実用新案の対象となる。 | |
新規性の審査に合格したものだけが実用新案として登録される。 | |
複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。 |
(令和6年 ITパスポート試験 第35問 ストラテジ系/法務)
解説
(エ)複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。
この問題の正解率:39%(やや高い)
この問題の正解率:39%(やや高い)
- (ア) は、誤りです。実用新案は製造方法ではなく、物品の形状、構造、または組み合わせに関する考案を保護するものです。
- (イ) は、誤りです。実用新案は、特許と異なり、高度な技術的思想である必要はありません。
- (ウ) は、誤りです。実用新案は無審査で登録されます。
- (エ) は、適切です。複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は、実用新案の対象となります。
実用新案は、物品の形状、構造、または組み合わせに関する考案を保護する権利です。特許よりも簡易な権利制度であり、比較的容易に取得することができます。
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