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    令和2年 第3問


    問3

    技術経営における新事業創出のプロセスを、研究、開発、事業化、産業化の四つに分類したとき、事業化から産業化を達成し、企業の業績に貢献するためには、新市場の立上げや競合製品の登場などの障壁がある。この障壁を意味する用語として、最も適切なものはどれか。

  • 囚人のジレンマ
  • ダーウィンの海
  • ファイアウォール
  • ファイブフォース


    (令和2年 ITパスポート試験 第3問 ストラテジ系/技術戦略マネジメント)

    解説

    (イ)ダーウィンの海
    この問題の正解率:33%(普通)

    (ア)囚人のジレンマは、2人の対立する当事者が、どちらも協力するよりも、一方が裏切り、もう一方が協力するほうが得になる状況を意味します。技術経営においては、競合企業間の競争を説明する際に用いられることがあります。

    (ウ)ファイアウォールは、コンピュータネットワークを不正アクセスやウイルスなどの脅威から守るために用いられるセキュリティシステムです。
    技術経営においては、企業の知的財産を保護するために用いられることがあります。

    (エ)ファイブフォースは、業界の収益性を決定する5つの競争要因から、業界の構造分析をおこなう手法です。
    技術経営においては、新事業創出の際に、参入障壁や競争状況を分析するために用いられることがあります。

    これらの用語の中で、事業化から産業化を達成し、企業の業績に貢献するためには、新市場の立上げや競合製品の登場などの障壁があるという状況を最もよく表しているのは、(イ)ダーウィンの海です。


    ダーウィンの海は、技術経営の成功を阻む障壁を表す言葉。新技術を使った新しい製品が市場の淘汰を乗り越え事業として成り立つまでの難しさを表現しています。



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