ITパスポート試験
令和元年 第81問
問81
IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり、一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と、最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものはどれか。
LPWA | |
MDM | |
SDN | |
WPA2 |
(令和元年 ITパスポート試験 第81問 テクノロジ系/ネットワーク)
解説
(ア)LPWA
この問題の正解率:30.1%(やや低い)
この問題の正解率:30.1%(やや低い)
(ア)の「LPWA」は、Low Power Wide Areaの略で、省電力で広域をカバーする無線通信技術の総称です。LPWAは、IoTシステム向けに開発された技術で、一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と、最大で数十kmの通信が可能な広域性を有しています。
(イ)のMDMは、Mobile Device Managementの略で、企業などで社員に支給するスマートフォンなどの携帯情報端末のシステム設定などを統合的・効率的に管理する手法です。
(ウ)のSDNは、Software-Defined Networkingの略で、コンピュータネットワークを構成する通信機器の設定や挙動をソフトウェアによって集中的に制御し、ネットワークの構造や構成、設定などを柔軟に、動的に変更することを可能とする技術の総称です。
(エ)のWPA2は、Wi-Fi Protected Access 2の略で、無線LAN(Wi-Fi)上で通信を暗号化する技術規格の一つです。
したがって、IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり、一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と、最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものは、(ア)の「LPWA」となります。
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