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  • ITパスポート試験
    令和5年 第40問


    問40

    ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する。
  • 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す。
  • 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。
  • 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる。


    (令和5年 ITパスポート試験 第40問 マネジメント系/ソフトウェア開発管理技術)

    解説

    (ウ)開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する。
    この問題の正解率:41.2%(高い)

    DevOps(デブオプス)は、開発者側と運用者側が緊密に連携して、柔軟かつスピーディーに取り組むソフトウェア開発手法。DevOps(デブオプス)とは、「開発(Development)」と「運用(Operations)」を組み合わせた造語です。


    従来、開発担当者と運用担当者はそれぞれの立場の違いから対立してしまいがちでした。 新しいシステムを追加したい開発担当者に対し、安定した運用を望む運用担当者がシステムの変更を嫌うためです。 DevOpsはそうした両者の対立を解消し、理想的な連携関係を作り出しシステムの価値を高めるために考案されたものです。