ITパスポート試験
令和5年 第24問

問24

需要量が年間を通じて安定している場合において、定量発注方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

（令和5年 ITパスポート試験 第24問 ストラテジ系/企業活動）

解説

• ア １回あたりの発注量を多くすれば発注回数が減らせるので発注費用も減らせる。しかし、それにより在庫維持費用は増加する。この両者の総額が最少となる発注量が、定量発注方式における最適発注量となります。
• イ 在庫スペースは発注回数でなく発注量に影響されます。
• ウ 発注時期が決まっているのは定期発注方式です。
• エ 需要予測に基づき発注量を変えるは定期発注方式です。

定量発注方式とは、発注時期が決まっておらず、在庫が一定数を下回った時点であらかじめ決まっている最適発注量を発注する方式。消費量が安定している商品に向いています。
一方で対となる定期発注方式とは、あらかじめ決まめられた間隔で発注を行う方式。需要量の変化が大きい品目などで採用されます。