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    令和2年 第24問


    問24

    CADの導入効果として、適切なものはどれか。

  • 資材の所要量を把握して最適な発注ができる。
  • 生産工程の自動化と作業の無人化ができる。
  • 生産に関連する一連のプロセスを統合的に管理できる。
  • 設計データを再利用して作業を効率化しやすくする。


    (令和2年 ITパスポート試験 第24問 ストラテジ系/ビジネスインダストリ)

    解説

    (エ)設計データを再利用して作業を効率化しやすくする。
    この問題の正解率:30.4%(やや低い)

    CADとは、Computer Aided Designの略で、コンピュータ支援設計のことです。CADを導入することで、設計図がデジタルデータとして作成されるため、以下のような効果が期待できます。

    設計の効率化:従来の手描き図面と比べて、設計の修正や変更が容易になるため、設計の効率化が図れる。
    設計品質の向上:3Dモデルによる検証が可能になるため、設計品質の向上が図れる。
    設計の標準化:設計データを再利用することで、設計の標準化が図れる。

    (ア)資材の所要量を把握して最適な発注ができるのは、ERP(Enterprise Resource Planning)やMRP(Material Requirements Planning)などの生産管理システムの導入効果です。

    (イ)生産工程の自動化と作業の無人化ができるのは、FA(Factory Automation)やAM(Additive Manufacturing)などの技術の導入効果です。

    (ウ)生産に関連する一連のプロセスを統合的に管理できるのは、SCM(Supply Chain Management)などのサプライチェーンマネジメントの導入効果です。


    したがって、最も適切なのは(エ)です。



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