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    令和2年 第96問


    問96

    OSS(Open Source Software)に関する記述として、適切なものはどれか。

  • 製品によっては、企業の社員が業務として開発に参加している。
  • ソースコードだけが公開されており、実行形式での配布は禁じられている。
  • どの製品も、ISOで定められたオープンソースライセンスによって同じ条件で提供されている。
  • ビジネス用途での利用は禁じられている。


    (令和2年 ITパスポート試験 第96問 テクノロジ系/ソフトウェア)

    解説

    (ア)製品によっては、企業の社員が業務として開発に参加している。
    この問題の正解率:31.3%(普通)

    OSSは、ソースコードが公開されているソフトウェアです。そのため、誰でも自由にソースコードを取得して、改変や再配布を行うことができます。個人だけでなく、企業の社員も業務としてOSSの開発に参加しているケースがあります。

    (ア)は、適切です。

    (イ)は、ソースコードだけでなく、実行形式も公開されていることが一般的です。

    (ウ)は、OSSにはさまざまなオープンソースライセンスがあり、各ライセンスによって提供される条件が異なるため、適切ではありません。

    (エ)は、OSSは、商用・非商用を問わず、自由に利用することができます。


    OSSの代表的な例としては、Linux、Apache HTTP Server、MySQL、PHPなどが挙げられます。



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