ITパスポート試験
令和7年 第77問
問77
ネットワークやホストを監視することによって、不正アクセスや不審な通信を発見し、報告する仕組みはどれか。
DMZ | |
IDS | |
アンチパスバック | |
ボット |
(令和7年 ITパスポート試験 第77問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(イ)IDS
この問題の正解率:46.8%(高い)
この問題の正解率:46.8%(高い)
- DMZ(DeMilitarized Zone)は、インターネットと内部ネットワークの間に設ける中間領域。公開サーバなどを配置し、直接内部ネットワークにアクセスされるのを防ぐためのものです。不正アクセスの「監視や報告」が主な機能ではありません。
- IDS(Intrusion Detection System)は、ネットワークやホスト上の通信や動作を監視し、不正アクセスや不審な通信を検知(発見)・報告する仕組みです。攻撃の兆候をいち早くキャッチして管理者に知らせます。→ これが正解です。
- アンチパスバックは、入退室管理システムで使われるセキュリティ機能で、正規の入室をしていない人が退出した場合など、不正な入退室を検出します。ネットワーク監視ではありません。
- ボット(bot)は、他人に不正操作されるプログラムや感染した端末を指すことが多いです。監視・報告の仕組みではありません。

【間違いやすいポイント】
DMZやアンチパスバック、ボットは“監視・報告”そのものの機能ではありません。
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