ITパスポート試験
令和5年 第57問
問57
IoTデバイスにおけるセキュリティ対策のうち、耐タンパ性をもたせる対策として、適切なものはどれか。
サーバからの接続認証が連続して一定回数失敗したら、接続できないようにする。 | |
通信するデータを暗号化し、データの機密性を確保する。 | |
内蔵ソフトウェアにオンラインアップデート機能をもたせ、最新のパッチが適用されるようにする。 | |
内蔵ソフトウェアを難読化し、解読に要する時間を増大させる。 |
(令和5年 ITパスポート試験 第57問 テクノロジ系/セキュリティ)
解説
(エ)内蔵ソフトウェアを難読化し、解読に要する時間を増大させる。
この問題の正解率:30.6%(やや低い)
この問題の正解率:30.6%(やや低い)
耐タンパ性とは、外部からの物理的接触により、システムの重要データを解析したり改ざんしたりする行為に対してどの程度の耐性を有するかを表します。
例えば銀行のキャッシュカードのICチップは耐タンパ性を高める様々な工夫がなされています。
- アは、外部からの不正アクセスに対する対策であり、耐タンパ性に関する対策ではありません。
- イは、データ漏洩への対策であり、耐タンパ性に関する対策ではありません。
- ウは、機器の不具合を解消するための対策であり、耐タンパ性に関する対策ではありません。
- エは、耐タンパ性の向上につながります。
タンパ(tamper)は「改ざんする」という意味です。
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