ITパスポート試験
令和6年 第20問
問20
A社では、1千万円を投資して営業支援システムを再構築することを検討している。現状の営業支援システムの運用費が5百万円/年、再構築後の営業支援システムの運用費が4百万円/年、再構築による新たな利益の増加が2百万円/年であるとき、この投資の回収期間は何年か。ここで、これら以外の効果、費用などは考慮しないものとし、計算結果は小数点以下第2位を四捨五入するものとする。
2.5 | |
3.3 | |
5.0 | |
10.0 |
(令和6年 ITパスポート試験 第20問 ストラテジ系/企業活動)
解説
(イ)3.3
この問題の正解率:41.7%(高い)
この問題の正解率:41.7%(高い)
再構築による年間の投資効果は以下の通りです。
運用費削減効果:500万円/年 - 400万円/年 = 100万円/年
新たな利益:200万円/年
よって、年間の投資効果は合計で300万円/年となります。
投資回収期間を求めるには、投資額を年間投資効果で割ります。
投資回収期間 = 投資額 / 年間投資効果
投資回収期間 = 1000万円 / 300万円/年
投資回収期間 = 約3.3年
投資回収期間は、投資した資金を回収できるかどうかを検討する投資判断方法の1つです。設備投資を行う際の意思決定基準として多くの企業で使われています。
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