ITパスポート試験
令和7年 第19問
問19
仮想環境を用いた技術であるAR又はVRの活用事例のうち、VRの活用事例として、最も適切なものはどれか。
顔を覆うように頭部にゴーグルを装着し、そのゴーグル内に投影された仮想空間に広がる火災や地震の映像を見ながら避難方法をイメージすることによって、防災訓練が行える。 | |
家具をオンラインで購入するときに、スマートフォンのカメラを通して画面に映っている現実の自分の部屋に、購入したい家具をリアルタイムに重ねて試し置きできる。 | |
史跡などにスマートフォンを向けることによって、昔あった建物の画像や説明情報が現実の風景と重なって画面に表示される。 | |
図鑑にスマートフォンをかざすことによって、図鑑の絵や写真に重なって生物の動画が見られる。 |
(令和7年 ITパスポート試験 第19問 ストラテジ系/ビジネスインダストリ)
解説
(ア)顔を覆うように頭部にゴーグルを装着し、そのゴーグル内に投影された仮想空間に広がる火災や地震の映像を見ながら避難方法をイメージすることによって、防災訓練が行える。
この問題の正解率:74.4%(高い)
この問題の正解率:74.4%(高い)
VR(Virtual Reality/仮想現実):
完全に仮想的な空間を体験する技術。現実世界から遮断され、ゴーグル等で仮想世界に没入する。
AR(Augmented Reality/拡張現実):
現実世界に仮想の情報を重ねて表示し、現実と仮想を同時に体験する技術。
- (ア) は、正解です。ゴーグルを装着し、仮想空間に没入して現実とは異なる状況(火災や地震)を体験しながら訓練する、典型的なVRの利用例です。
- (イ) は、AR(拡張現実)の活用例です。
- (ウ) は、AR(拡張現実)の活用例です。
- (エ) は、AR(拡張現実)の活用例です。

【ワンポイントアドバイス】
ARとVRの違いは「現実と仮想をどう体験するか」に注目するのがコツです。
「現実世界を見ながら仮想を重ねる→AR」「現実を遮断し仮想空間に入る→VR」と覚えましょう。
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