ITパスポート試験
令和7年 第18問
問18
ITにおけるアクセシビリティに関する記述として、最も適切なものはどれか。
高齢者や障害者などを含め、様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計 | |
顧客データを基に顧客を識別し、コールセンターやインターネットなどの様々なチャネルを用いて顧客との関係を深める手法 | |
製品,システム,サービスなどにおいて、それらを使用する場面をイメージしたり実際に利用したりすることで得られる人の感じ方や反応 | |
特定のファイルやデータベースなどの情報資産に対し、参照や更新などの権限の認可や制限を確実にする手段 |
(令和7年 ITパスポート試験 第18問 ストラテジ系/システム戦略)
解説
(ア)高齢者や障害者などを含め、様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計
この問題の正解率:58.9%(高い)
この問題の正解率:58.9%(高い)
- (ア) は、正解です。アクセシビリティとは、年齢や障害の有無などにかかわらず、誰でも等しく利用しやすい製品やサービスを目指す考え方や設計手法です。例えば、音声読み上げ機能や色のコントラスト配慮などが該当します。
- (イ) は、「CRM(Customer Relationship Management)」の説明です。
- (ウ) は、「ユーザビリティ」や「ユーザーエクスペリエンス(UX)」の説明です。
- (エ) は、「アクセス制御」の説明です。

【間違いやすいポイント】
「アクセシビリティ」は“アクセス権”や“ユーザビリティ”と混同しやすいですが、“等しく利用できる配慮”が本質です。
選択中のリスト
令和7年過去問一覧