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    令和2年 第48問


    問48

    委託に基づき他社のシステム監査を実施するとき、システム監査人の行動として、適切なものはどれか。

  • 委託元の経営者にとって不利にならないように監査を実施する。
  • システム監査を実施する上で知り得た情報は、全て世間へ公開する。
  • 指摘事項の多寡によって報酬を確定できる契約を結び監査を実施する。
  • 十分かつ適切な監査証拠を基に判断する。


    (令和2年 ITパスポート試験 第48問 マネジメント系/システム監査)

    解説

    (エ)十分かつ適切な監査証拠を基に判断する。
    この問題の正解率:33.3%(普通)

    (ア)委託元の経営者にとって不利にならないように監査を実施することは、監査人の独立性に反する行為です。

    (イ)システム監査を実施する上で知り得た情報は、守秘義務に基づいて、正当な理由なく他に開示してはいけません。

    (ウ)指摘事項の多寡によって報酬を確定できる契約を結び監査を実施することは、監査人の客観性を損なう行為です。

    (エ)は適切です。


    システム監査人は、客観的な立場から監査を実施するために、十分かつ適切な監査証拠を基に判断することが重要です。