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    令和元年 第55問


    問55

    ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し、顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
  • 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能などの導入や更新を迅速に進める。
  • 開発側のプロジェクトマネージャが、開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進む方式で、ソフトウェアの開発を行う。
  • 利用者のニーズの変化に柔軟に対応するために、開発側がソフトウェアを小さな単位に分割し、固定した期間で繰り返しながら開発する。


    (令和元年 ITパスポート試験 第55問 マネジメント系/ソフトウェア開発管理技術)

    解説

    (イ)開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能などの導入や更新を迅速に進める。
    この問題の正解率:32.2%(普通)

    (ア)は、アジャイル開発の特徴のひとつです。アジャイル開発では、プロトタイピングを活用することで、顧客の要望をより正確に把握することができます。

    (イ)は、DevOpsの特徴です。DevOpsは、開発と運用を連携させて、ソフトウェアの開発・運用をより迅速かつ効率的に行うための考え方や手法です。

    (ウ)は、ウォーターフォール型開発の特徴です。ウォーターフォール型開発では、各工程の完了を判断した上で次工程に進むため、開発が完了するまでに時間がかかります。

    (エ)は、スクラムというアジャイル開発のフレームワークの特徴です。スクラムでは、イテレーションという短いサイクルで開発を繰り返し行うため、顧客の要望や市場の変化に柔軟に対応することができます。


    ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適切なものは(イ)です。