ITパスポート試験
令和5年 第70問
問70
Webサービスなどにおいて、信頼性を高め、かつ、利用者からの多量のアクセスを処理するために、複数のコンピュータを連携させて全体として一つのコンピュータであるかのように動作させる技法はどれか。
クラスタリング | |
スプーリング | |
バッファリング | |
ミラーリング |
(令和5年 ITパスポート試験 第70問 テクノロジ系/システム構成要素)
解説
(ア)クラスタリング
この問題の正解率:31.7%(普通)
この問題の正解率:31.7%(普通)
- クラスタリングは、複数のコンピュータを連携させ、全体を1台のコンピュータであるかのように利用する技術です。負荷を分散することにより、処理性能を高めることができます。
- スプーリングは、プリンタなどの処理の低速な出力装置にデータを転送する際に、データを逐次転送するのではなく、一度高速な磁気ディスクに貯めてからまとめて転送し、システム全体の処理効率向上を図る機能のことです。
- バッファリングは、動画コンテンツのストリーミング配信などで、映像データをあらかじめ蓄えておき、回線の遅延によって動画が途切れないようにすることです。
- ミラーリングは、ディスクの障害対策のひとつで、同一のデータを複数のコンピュータに保持することです。
クラスタとは「ブドウの房」という意味です。
選択中のリスト
令和5年テクノロジ系過去問一覧