ITパスポート試験
令和2年 第2問
問2
企業が社会の信頼に応えていくために、法令を遵守することはもちろん、社会的規範などの基本的なルールに従って活動する、いわゆるコンプライアンスが求められている。a~dのうち、コンプライアンスとして考慮しなければならないものだけを全て挙げたものはどれか。
- 交通ルールの遵守
- 公務員接待の禁止
- 自社の就業規則の遵守
- 他者の知的財産権の尊重
a,b,c | |
a,b,c,d | |
a,c,d | |
b,c,d |
(令和2年 ITパスポート試験 第2問 ストラテジ系/法務)
解説
(イ)a,b,c,d
この問題の正解率:31.4%(普通)
この問題の正解率:31.4%(普通)
(a)の交通ルールの遵守は、道路交通法などの法令に定められたルールです。企業活動を行う上で、従業員が交通ルールを遵守することは、社会の安全を守るためにも重要なことです。
(b)の公務員接待の禁止は、公職選挙法などの法令に定められたルールです。公務員の倫理を守り、公正な行政を実現するために、企業は公務員への接待を禁止する必要があります。
(c)の自社の就業規則の遵守は、企業が従業員と結んだ契約です。企業は、従業員の労働条件を明確にし、公正な労働環境を整備するために、就業規則を遵守する必要があります。
(d)の他者の知的財産権の尊重は、不正競争防止法などの法令に定められたルールです。企業は、他者の創造的な活動を保護し、公正な競争を促進するために、知的財産権を尊重する必要があります。
したがって、(a)(b)(c)(d)のすべては、企業がコンプライアンスとして考慮しなければならないものです。
コンプライアンスとは、「法令順守」を意味し、企業が社会的ルールや規則を守る行動のこと。
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