ITパスポート試験
令和7年 第14問
問14
事業・経営情報に知財情報を組み込んで分析し、現状の俯瞰や将来展望などの分析結果を事業責任者・経営者と共有し、事業戦略または経営戦略に反映させることを表す用語として、最も適切なものはどれか。
CVC(Corporate Venture Capital) | |
IPランドスケープ(Intellectual Property Landscape) | |
MOT(Management of Technology) | |
SWOT分析 |
(令和7年 ITパスポート試験 第14問 ストラテジ系/経営戦略マネジメント)
解説
(イ)IPランドスケープ(Intellectual Property Landscape)
この問題の正解率:45%(高い)
この問題の正解率:45%(高い)
- CVC(Corporate Venture Capital)【コーポレートベンチャーキャピタル】は、企業がベンチャー企業に投資を行う活動を指します。
- IPランドスケープ(Intellectual Property Landscape)【知財情報を組み込んだ経営分析手法】は、特許や商標などの知財情報と、事業・経営情報を組み合わせて、市場動向や技術トレンド、競合の知財状況などを総合的に分析し、戦略策定に活用する手法です。→ これが正解です。
- MOT(Management of Technology)【技術経営】は、技術や研究開発を経営資源として戦略的に活用する考え方です。
- SWOT分析【内部・外部環境分析フレームワーク】は、強み・弱み・機会・脅威の4つの観点から事業を分析しますが、知財情報を組み込むことを主眼としたものではありません。

【間違いやすいポイント】
MOTやSWOT分析も経営戦略や分析に使われますが、「知財情報」を特に重視し組み込む点でIPランドスケープが適切です。
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