ITパスポート試験
令和7年 第12問
問12
商標法における サービスマーク を説明したものはどれか。
企業が、企業そのものを他社と区別するために表示する商標である。 | |
製造業者・販売業者が提供する商品を、他社の商品と区別するために表示する商標である。 | |
大規模小売業者が開発したプライベートブランドの商品を、他社の商品と区別するために表示する商標である。 | |
輸送業者、金融業者などが提供する役務を、他社の役務と区別するために表示する商標である。 |
(令和7年 ITパスポート試験 第12問 ストラテジ系/法務)
解説
(エ)輸送業者、金融業者などが提供する役務を、他社の役務と区別するために表示する商標である。
この問題の正解率:37.1%(やや高い)
この問題の正解率:37.1%(やや高い)
この問題は「サービスマーク(service mark)」の定義について問うものです。
サービスマークとは、商標法で「役務(サービス)」の提供者が、そのサービスを他社のものと区別するために用いる標識(マーク)です。
例:運送、金融、通信、飲食などサービス業で使われる。
- (ア) は、コーポレートマーク(社標)の説明です。
- (イ) は、商標(トレードマーク)の説明です。
- (ウ) は、プライベートブランドの商標の説明です。
- (エ) は、サービスマークの説明です。

【間違いやすいポイント】
商品に付けるマーク(商標)と、サービスに付けるマーク(サービスマーク)を混同しがちです。
【ワンポイントアドバイス】
商標法では「商品」と「サービス(役務)」でマークの区別があります。
「商品」には商標、「サービス」にはサービスマークと覚えておくと迷いません。
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