ITパスポート試験
令和5年 第30問
問30
犯罪によって得た資金を正当な手段で得たように見せかける行為を防ぐために、金融機関などが実施する取組を表す用語として、最も適切なものはどれか。
AML(Anti−Money Laundering) | |
インサイダー取引規制 | |
スキミング | |
フィッシング |
(令和5年 ITパスポート試験 第30問 ストラテジ系/ビジネスインダストリ)
解説
(ア)AML(Anti−Money Laundering)
この問題の正解率:41%(高い)
この問題の正解率:41%(高い)
- AML(Anti−Money Laundering:アンチ・マネー・ローンダリング) は、マネーロンダリングをはじめとするテロなどの凶悪犯罪への資金供与の防止対策のことです。
- インサイダー取引規制 は、内部関係者が自社の非公開の重要事実をもとに自社株の売買を行い不当に利益を得ることを防止する規制のことです。
- スキミング は、カード犯罪で多く使われる手口の一つで、磁気ストライプカードに書き込まれている情報を不正に読み取る行為です。
- フィッシング Webサイトやメールで実在する企業を装い、ユーザーからIDやパスワードなどの個人情報を違法に取得することです。
マネー・ローンダリング(money laundering)とは、日本語にすると「資金洗浄」のこと。不正な手口で入手したお金を、どこから出たのかわからなくするために行う行為です。
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