ITパスポート試験
令和6年 第9問
不正解
【令和6年度過去問】
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解答
問9
企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。 ←正解! | |
特定の集団と活動を共にしたり,人々の動きを観察したりすることによって,慣習や嗜好,地域や組織を取り巻く文化を類推する手法である。 | |
入力データと出力データから,その因果関係を統計的に推定する手法である。 | |
有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果のフィードバックを行うことによって,ある分野の将来予測に関する総意を得る手法である。 ←あなたの解答 |
(令和6年 ITパスポート試験 第9問 ストラテジ系/経営戦略マネジメント)
解説
(ア)正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
この問題の正解率:42.3%(高い)
この問題の正解率:42.3%(高い)
- ア は、フェルミ推定の説明です。
- イ は、人類学的手法の説明です。
- ウ は、統計分析の説明です。
- エ は、デルファイ法の説明です。
フェルミ推定とは、実際に調査し求めることが難しい数を、限られた情報と論理的な思考力に基づいて概算する手法です。
例「東京都内のマンホールの数は?」
フェルミ推定で考える→東京の人口は約1300万人で世帯数は大体1/2の650万世帯程度。10世帯でマンホール1つが平均的に設置されると仮定すると、650万÷10世帯=65万個(実際は50万個前後なのでざっくりと見積もれたことになる)。
天文学者エンリコ・フェルミが宇宙における文明の数を見積もるために用いたことが由来。
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