ITパスポート試験
令和5年 第25問
不正解
解答
問25
企業の行為に関する記述a〜cのうち、コンプライアンスにおいて問題となるおそれのある行為だけを全て挙げたものはどれか。
- 新商品の名称を消費者に浸透させるために、誰でも応募ができて、商品名の一部を答えさせるだけの簡単なクイズを新聞や自社ホームページ、雑誌などに広く掲載し、応募者の中から抽選で現金10万円が当たるキャンペーンを実施した。
- 人気のあるWebサイトを運営している企業が、広告主から宣伝の依頼があった特定の商品を好意的に評価する記事を、広告であることを表示することなく一般の記事として掲載した。
- フランスをイメージしてデザインしたバッグを国内で製造し、原産国の国名は記載せず、パリの風景写真とフランス国旗だけを印刷したタグを添付して、販売した。
a、b | |
a、b、c | |
a、c ←あなたの解答 | |
b、c ←正解! |
(令和5年 ITパスポート試験 第25問 ストラテジ系/法務)
解説
(エ)b、c
この問題の正解率:44.6%(高い)
この問題の正解率:44.6%(高い)
- a は、オープン懸賞と呼ばれるものです。オープン懸賞は景品表示法の適用外です。
- b は、消費者が広告と認識せずに一般記事として誤認してしまうような表示であるため、景品表示法の不当表示に該当します。
- c は、消費者が原産国を誤認してしまうような表示であるため、景品表示法の不当表示に該当します。
コンプライアンスとは、法令順守の意味です。現在では社会規範なども含めて広く解釈されています。
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